生きる意味を見失った人へ綴る現役高校生のブログ

生きる意味を失って思いつめている人、生まれてこなければよかったと自分を責めている人へ生きるモチベーションとなる言葉を綴っていきます。

なんで生きてるか生きる意味がわからないときこれ読んで。<高校生が語る>

自分がなんで生きてるかわからない。

私はそんな感覚に襲われたことがあります。

自分の存在自体が無意味に感じられるというか、「だから何?」って感じです。

「精いっぱい生きてもどうせ最後には死ぬだけだし、だったら生きる必要なんてないんじゃない?」みたいな。

そんなとき、私は宗教に誘われて宗教に入りました。

「絶対の幸福になることが生きる意味である」と教えられて3年の年月を過ごしましたが、そこでは本当の生きる意味に出会えませんでした。

そして宗教をやめて半年たった今、私が思うことを書いていこうと思います。

-生きる意味なんて無理に探さなくてもいい-

いきなりですが、生きる意味なんて無理に探さなくてもいいと思います。

生きる意味がなくても死ぬわけじゃないし、なにかとんでもない災害が降ってくるわけでもありません。

たしかに、むなしくてつらいし生きる意味がほしいって気持ちはわかります。

生きる意味がないと自分なんていてもいなくてもいい存在なように思えたりしますよね。

でもいてもいなくてもいい存在だなんて誰かが決めることじゃないし、現に今存在してるからそんなのどうでもいいです。

今ここに生きてるんだから、生きる。

それ以上でもそれ以下でもないと思います。

何か絶対的な「生きる意味」がどこかにあるんじゃなくて、生きる意味なんてそのときそのときで変わっていく。

そう思うようになりました。

たとえば、あなたは生きる意味がないってなったら死にますか?

別に死なないなら、それでいいと思います。

そのときそのときで生きる支えになるものを見つけて、なんとか生きてけばいいと思います。

-生きる意味なんて他人が決めることじゃない-

昔の私は自分の生きる意味が知りたくて、誰かが私に生きる意味を与えてくれると思っていました。

そしてそのために必死に生きれば幸せになれると。

でも違いました。

誰も私に生きる意味を与えてはくれませんでした。私の中に残ったのは宗教のために必死に活動した3年間の記憶だけです。

だから、生きる意味を外に求めるのは少し違うと思っています。

あなたのしたいことを知っているのはあなただけだし、あなたのこれまでの人生を知っているのも自分自身だけです。

だから他人が生きる意味とか人生の目的を決めることはできないし、自分で見つけるしかないと思います。

一生懸命探した結果生きる意味がないと思ったら諦めてダラダラ生きてればいいし、やりたいことができたらそれに向かってがんばればいいだけの話。

別に難しい話ではないと思います。

生きてる意味がないって言い訳にせずに、いろいろ調べてやりたいことを探してみると楽しいです。

私の場合は図書館に出かけて、普段だったら読まなそうな本を少し借りて読んでみたりしました。

すると医療に携わりたいって思いが出てきて、今はそれを目標に勉強してます。

「生きる意味」って言うと大げさかもしれないけど、本当になんでもいいです。

モテるためでもいいし、お金を稼ぐためでも人の役に立つことでも。

なんかやりたいことがあったらそれを「生きる意味」にして頑張ったらいいと思います。

-生きる意味は全人類共通なんかじゃない-

私がいた宗教では、毎回のように「生きる意味は全人類共通だ」と教えられていました。

「絶対の幸福」という宗教体験をして、死後に苦しみのない世界に生まれることだと。

ですが、実際に絶対の幸福になったという人はほとんどいませんでした。

自称の人はいくらでもいましたが、あとから発言を変えたりしてるので嘘です。

そんな感じで、すべての人に共通する生きる意味なんて存在しないんだと思います。

何を生きる意味にして生きるかは人それぞれだし、そもそも私たちの存在なんて広大な宇宙に比べたらちっぽけな存在です。

小さな惑星であれこれしてようが、別になんの意味もないのかもしれません。

だから本当に人それぞれです。それでいいんだと思います。

すべての人に共通する生きる意味があるだなんてただの決めつけですよね。

-生きる意味なんて自分で作っちゃえ-

生きる意味は誰かから与えられるものでもないし、全人類共通のものでもない。

だからあなたがこの世界から自分に合うものを見つけ出してきて装備したらいいと思います。

たしかに誰かから与えてもらうほうが楽だし、自分で探すのなんてきついです。

でも自分の人生の大切なことは自分で決めたほうが楽しいと思いますよ。

「何が好きで何が嫌いで、何がしたいのかは全部自分で決めたらいい」

誰かに聞いて教えてもらうことではないと思っています。

生きる意味探しは大変だけど、きっといいものが見つかるはずです。

本を読んでみるとか知らない人の話を聞いてみるとか、イベントに参加してみるとか。

あなたにとっての大切な生きる意味が見つかりますように。

PS.

よければ私とInstagramで友達になってくれるとうれしいです。

悩み相談とかなんでも受け付けてます!DMまでどうぞ!

IDは @shizuku1644 です!

PPS.

私の生き地獄のような壮絶な半生と、そこから這い上がったストーリーをまとめた電子書籍がAmazonで販売中です。

不登校・カルト宗教・うつ病を経て私が思い知った「生きる意味」”苦しいときに読んでほしい言葉”

よければどうぞ。

↓↓↓↓↓

www.amazon.co.jp

脱会とは迷いながら生きる勇気を持つということ。<宗教脱会者が語る>

私は高校2年生の春、浄土真宗親鸞会という宗教団体を離れました。

苦しみの連続でした。何度も死のうと思いました。生まれてこなければよかったとさえ思いました。

何百回も泣いて、10回以上リスカして、苦しくて苦しくて息してるだけで苦痛でした。

そんなとき、ある言葉に出会いました。

「脱会とは、迷いながら生きていく勇気を持つことである」

思いました。

「そうか…。私はこれから迷い続けないといけない。そんな勇気が必要だ」

そこから今に至るまで思ったことを共有していきたいと思います。

カルト宗教から脱会しようか悩んでいる人は読んでみてください。

-宗教に入ると迷わなくなる-

思えば、私が宗教に入っていたとき。私は全く迷いがありませんでした。

気づけば師匠に服従するようになり、勧められたことはすべてやりました。そしてやるなと言われたことはすべてやめました。

鳥居をくぐってはいけない、本尊以外を拝んではいけない、会の批判をしてはいけない。

すべてやめました。なぜかというと、師匠にそう言われたからです。それ以外に理由はありませんでした。

そして会の教えだけが真実だと信じるようになり、それ以外は外道であり嘘だと思うようになりました。

会の批判をしている人を見ると心の中で悪口を言いまくっていました。「あいつは地獄に落ちる」と。

もはやそこに迷う余地はなく、ひたすらに教えの通りに突き進んでいました。

これはカルトと言われる宗教に共通していることだと思います。

「自分たちだけが正しい、他はすべて間違い」

そんな思いにとらわれると、外の声が全く聞こえなくなります。

とにかく自分のやっていることは絶対正しい、すべての人を救う真実を行っていると思っていました。

だから全く迷うことはなく、清々しいくらいでした。

あの日地下鉄に猛毒のサリンを撒いたオウム真理教の人たちの気持ちがわかります。

「自分たちは絶対に正しい」という正義に囚われてしまうと、そこに迷いはありません。だからなんだってできてしまうんです。

-迷いの世界に生きるということ-

ところが、あるきっかけで私は会を離れることになりました。

今まで一切の迷いなく「真実」の世界を生きてきた私にとって、それを捨てることは苦痛でした。

思えば、この世界はわからないことだらけです。

今晩死ぬかもしれないし、私たちは死んだら地獄に落ちてしまうかもしれない。

生きる意味なんてないのかもしれないし、あるのかもしれない。

そんなのわかりません。

だから私は「真実」にすがっていたかった。迷いながら生きるなんて苦しいから。

正解がなんなのかわからず、手探りで探していくよりも最初から正解を与えられて、その通りに生きるほうが遥かに楽ですよね。

宗教は正解を与えてくれるし、その通りに生きていれば幸せになれると信じていることもできる。

だからそのほうがある意味幸せなのかもしれません。

ですが、私は会を離れました。そして迷いながら生きる道を選びました。

-迷いながら生きる勇気を持つということ-

この世界は複雑で、絶対的なルールとか真実は存在しないと思っています。

「あの日こうしとけばよかった」といっても、あの日こうした世界線を私たちは見ることができません。

比べられないんだから、何が正解かわからないです。

それに、私にとっての正解があなたにとっての不正解かもしれないですよね。

カルト宗教はすべての人に共通した正解があると主張しますが、それに当てはまらない人だっています。

そういう人を正義の名の下に攻撃したり、排除したりする。それがカルトです。

私も今まで親鸞会のせいで苦しんでいる人たちのことを見てきましたが、入信していたときは親鸞会が正しいと思っていました。

だから親鸞会に当てはまらない人たちは外道であり、邪魔者であって攻撃しても構わないと。

でもそんなのただの独裁ですよね。

だから私はそんな「正義」を捨てることにしました。

苦しいことの連続でしたが、今はここまでこれてよかったと思っています。

迷いながら生きるのはつらいですが、いつか本当の意味で人に寄り添って苦しみを癒せるときがくればいいと思っています。

正義の名の下に正解を押し付けるのではなく、人それぞれの違いをすべて正解として受け入れる。

私はそんな生き方を選びました。

PS.

よければ私とInstagramで友達になってくれるとうれしいです。

悩み相談とかなんでも受け付けてます!DMまでどうぞ!

IDは @shizuku1644 です!

PPS.

私の生き地獄のような壮絶な半生と、そこから這い上がったストーリーをまとめた電子書籍がAmazonで販売中です。

不登校・カルト宗教・うつ病を経て私が思い知った「生きる意味」”苦しいときに読んでほしい言葉”

よければどうぞ。

↓↓↓↓↓

www.amazon.co.jp

死ぬのが怖くて眠れない中学生/高校生に聞いてほしい話。

人は必ず死んでいかないといけないです。

どんな人にも、100%死はやってくる。

その先はどうなっているのかわかりません。

天国に行けるのか地獄に落ちてしまうのか、それとも死んだら何も無いのか。

私たちにはわかりません。だから不安になってしまうと思います。

そんな不安で夜も眠れないときに聞いてほしい話を書いていこうと思います。

最後まで読んだら不安が和らぐかもしれません。

-わからないからなんとでも言える-

たまに、「死んだらみんな地獄に落ちる」とか「この教えを信じていない人たちは地獄に落ちて永遠に苦しむ」と言う人がいるかもしれません。

ですがそんなことは気にしなくて大丈夫です。

言ってる本人も死んだらどうなるかわからないし、ただそう思い込んでいるだけです。

何度も言いますが、私たちが生きているときに死後の世界がわかるということはあり得ません。

前世すら何があったのかわからないですよね? だから来世も何が起こるかわかりません。

それなのに「死んだらこうなる」と断言する人がいたら危険です。

私もかつて親鸞会という新興宗教団体にいたことがありますが、そこでは「救われてない人は全員無間地獄に落ちる」と教えられていました。

その恐怖で会員をやめられずにお金を搾取されたり、30年以上の時間を費やしてしまった人も知っています。

私は3年間親鸞会にいましたが、会員に恐怖を植え付ける教えが説かれていました。

*参考記事

親鸞会脱会手記 -3年間の苦闘の記録- - 生きる意味を見失った人へ綴る現役高校生のブログ

宗教団体とまではいかなくても、危険なスピリチュアルセミナーとかオンラインサロンがあります。

人の不安につけこんでお金や時間を奪う人は多いので気を付けてください。

だから「地獄に落ちるぞ!」とか「ハルマゲドンがやってくるぞ!」と脅されても気にする必要はありません。

わからないものはなんとでも言えてしまうので。

-今の自分と死んだあとの自分は関係ない-

あなたは前世の記憶は持っていますか?

たぶん持ってないと思います。

同じように、死んでどこかに生まれ変わったとしてもこの世で生きた記憶は無くなってしまいます。

そうなるとどうやって「自分」ということを証明するんでしょうか。

今そこにいるあなたが生まれ変わった、なんて証拠はないですよね。

今の自分と未来の自分をつなぐものは存在しない。

今の自分しか存在しないということです。

だからもしあなたが死んで地獄に落ちたとしても、それがあなただという証拠はありません。

証拠はないどころか、なにも関係がないです。

だから必要以上に死後を恐れる必要はありません。

今存在しているのはこの世界だけです。

地獄というものはここには存在しません。

-どんな苦しみも必ず終わるときがくる-

「でも、もし地獄に落ちてしまったら…」「苦しい場所に生まれ変わったら…」と不安になるかもしれません。

でも安心してください。

どんな苦しみも永遠に続くことはあり得ません。必ず終わるときがやってきます。

必ず苦しみは終わって、楽しい世界に生まれ変われるはずです。

もちろん楽しみも長くは続かないけど、苦しみも長くは続かない。

永遠に続く苦しみは存在しません。だから大丈夫です。

それに、どんな苦しみにも慣れる強さをみんな持っています。

これからどんなに苦しい試練がやってきたとしても、必ず乗り越えていける。

そう思って未来の自分を信じましょう。未来のことは未来の自分がなんとかしてくれるはずです。

-病院に行ってみる-

それか、あまりにも死ぬのが怖くて眠れないほどだったらなにかのトラウマが関係しているかもしれません。

一度メンタルクリニックに行ってみるのもいいと思います。

私もうつ病になったときに病院に行きましたが、ちゃんと話を聞いてくれて安心しました。

恐怖を和らげる薬とかもあるので、一度行ってみるのもいいと思います。

-どうしようもない宿命だと割り切る-

死は必ずやってくる宿命です。

どんな人にも100%やってきます。

だから諦めるしかないです。不死身になるなんて不可能なので。

どうしようもないことをなんとかしようとしても、結局は不可能なことは不可能です。人間って無力な存在です。

だから諦めるしかないし、諦めたほうが気が楽だと思います。

それよりも、確実に存在している今の人生を楽しく生きれたらいいと思います。過去や未来なんてここには存在しないものなので。

過去や未来に振り回されるより、今の自分を生きたらいいと思います。

自分は何をしたいのか考えてみたり、友達と話してみたり。

人生ってそういう「今」の積み重ねだと思います。

だからどうしようもないことは諦めて、自分にできることに全力を尽くすって生きかたもいいと思ってます。

自分のできる範囲でベストを尽くす。

私はそんな生き方が好きです。

あなたはどんな生き方が好きですか?

PS.

よければ私とInstagramで友達になってくれるとうれしいです。

悩み相談とかなんでも受け付けてます!DMまでどうぞ!

IDは @shizuku1644 です!

PPS.

私の生き地獄のような壮絶な半生と、そこから這い上がったストーリーをまとめた電子書籍がAmazonで販売中です。

不登校・カルト宗教・うつ病を経て私が思い知った「生きる意味」”苦しいときに読んでほしい言葉”

よければどうぞ。

↓↓↓↓↓

www.amazon.co.jp

生きてるのが辛くて仕方ないときに思い出してほしいこと5つ。

生きてるだけでつらい。

もうこれ以上生きたくない。

そんな気持ちが少しだけわかります。

私のこれまでの人生はこの記事を読んでほしいんですが、かなりつらかったです。

*参考記事

<実話>生きる意味を失って自殺未遂した私が回復するまで - 生きる意味を見失った人へ綴る現役高校生のブログ

もう死んでしまおうかと何千回思ったかわかりません。

自傷行為もたくさんしてしまいました。

ですがそのたびに立ち直って、今ここで生きています。

そこで、私がこれまで生きてきて大切だなと思ったことを書いていこうと思います。

最後まで聞いてくれるとうれしいです。

-今の一瞬を乗り切れればいい-

まず、つらいときは未来まで想像して暗くなってしまうと思います。

でも心配しないで大丈夫です。今の一瞬さえ乗り越えられれば大丈夫です。

常に今に集中して、今どうすれば生きられるかを考える。

過去や未来はここには存在しません。存在しているのは今だけです。

だから心配しないでください。今さえ乗り越えられれば大丈夫です。

「あと10年生きろ」はつらいかもしれないけど、「今生きろ」ならたぶんできると思います。

とりあえず未来のことは考えないで、今どうしたいかを考えたら大丈夫です。

未来のことは未来の自分が何とかしてくれるはずです。未来に託しましょう。

-自分の味方は自分しかいない-

自分の味方になってくれる人は自分しかいません。

自分のことは自分で守って、自分で救うしかないです。

たしかに優しくしてくれて、守ってくれる人もいますが一時的です。

どんな人も心変わりするし、何より常に守ってくれるわけではないですよね。

やっぱり自分の味方は自分以外には存在しません。

どういうことかというと、自分のことは自分で救わないといけないということです。

誰か優しい神のような人がいて、自分のことを救ってくれると思うかもしれませんが間違いです。

表面上は神のような人でも、あなたのことを利用して搾取しつくして見捨てる人もいます。本当です。

私が新興宗教に入ったとき、「これで自分は救われる」と思いました。

「これで迷わず生きていける。もう自由だ」と。

ですが違いました。誰も私のことを救ってくれなかった。

結局は自分で自分を救うしかないんです。

そういう覚悟を決めたなら、あなたは必ず幸せになれます。

-苦しいときは人に頼る-

ですが、人に依存しきって自分を見失うのと人を頼るのはまったく違います。

苦しいときは身近な人を頼ってください。きっと助けになってくれるはずです。

最終的には自分のことは自分で救うしかないけど、苦しいときに引き上げてくれる人もいます。

苦しくてどうしようもなくなったとき、身近な人に相談したり悩みを打ち明けるのもいいと思いますよ。

私もいろんな人から生きる力をもらってこれたので。

-どうせ幸せは消えていくものだと諦める-

そうやって生きて幸せを手にしても、幸せはいずれ消えていきます。

せっかく親友と呼べる人ができてもけんかして縁を切られてしまったり、死別することだってあります。

でもそれはどうしようもないことです。

私たちがあれこれやってどうにかなる問題ではありません。

だから諦めるしかないです。

「諦める」というと悪いイメージを持つかもしれないですが、どうしようもないことは諦めるしかなくないですか?

だからどうしようもないことをあれこれ心配するのではなく、潔く諦めてしまったほうが楽です。

人生って99%が思い通りにならない、そんなものなので。

*参考記事

<どうせ生きてくんだから諦めろ>高校生でうつになって人生を諦めた私が伝えたいこと。 - 生きる意味を見失った人へ綴る現役高校生のブログ

-人生に正解なんてない-

最後、人生に正解なんてないということ。

どう生きてどう死のうがあなたの自由です。

だからしたいように生きてしたいように死んでください。

よく「これがあなたの生きる意味だ」とか「このためにみんな生まれてきた」って人がいますが、あんなの嘘です。

あなたの生きる意味はあなたが決めればいいと思います。

他人に決められるものじゃないし、そんなの自分の人生を精一杯生きた人にしかわからないと思います。

だから何をしても正解です。全部正解で、全部あなたの人生です。

どんな結果になったとしてもそれはそれでいいし、逆に世間の正解があなたの不正解だってこともあり得ます。

「こうしなければならない」「こうでなければならない」

そんな思い込みは捨てて大丈夫です。全部捨てても死ぬことはありません。

だから自由に生きて大丈夫です。たくさん試行錯誤して、たくさんの経験をして生きてください。

死ぬときに後悔がなければ、最高の人生だったと言えるのではないでしょうか。

PS.

よければ私とInstagramで友達になってくれるとうれしいです。

悩み相談とかなんでも受け付けてます!DMまでどうぞ!

IDは @shizuku1644 です!

PPS.

私の生き地獄のような壮絶な半生と、そこから這い上がったストーリーをまとめた電子書籍がAmazonで販売中です。

不登校・カルト宗教・うつ病を経て私が思い知った「生きる意味」”苦しいときに読んでほしい言葉”

よければどうぞ。

↓↓↓↓↓

www.amazon.co.jp

<どうせ生きてくんだから諦めろ>高校生でうつになって人生を諦めた私が伝えたいこと。

「どうせ生きていくんだから諦めろ」

私は高校2年生のとき、それまで盲信していた宗教団体を出ました。

今まで依存していた人生の指針を失ったショックでパニックになり、すべてを失った気持ちになりました。

自暴自棄になってリスカを繰り返し、エナジードリンクに依存して布団から出れない日が何日も続きました。

「こんなんだったら死んだほうがマシだ」と何回も思いました。

そして人生を諦めました。

「もうどうなってもいい。全部諦める」

そう思うようになったら、なんか気持ちが軽くなったんです。

諦める。

どういうことなのか、伝えたいことを書いていきます。

-人生って思い通りにならないよね-

人生は思い通りにならない。

苦しい出来事が何度でも何度でも降ってくるし、幸せも続かない。

親友に縁を切られることもあるし、自分の居場所を失うことだってあります。

なんとか人生を変えていこうとがんばっても、すぐに壁にぶち当たってダメになる。

そして変わり映えのないどうでもいい毎日が流れていく。

だから死にたくなってもおかしくないです。

どうあがいてもなかなか人生は変わっていかないし、どうしようもないことだってたくさんあります。

私は宗教で「地獄に落ちるぞ」と何度も言われて怖くなってましたが、そんなことはどうしようもできないです。

確認のしようがないし、仮に地獄に落ちるとしても私たちにできることはありません。

だからこそ、どうしようもないことは「諦める」。

これってすごく大切なことだと思うんです。

天気が雨だからといっていちいち落ち込んでてもしょうがないですよね。天気を変えることはできません。

死んだ人は戻ってこないし、友達に縁を切られたらそこで終了です。

人間って無力です。それが現実です。

だから諦めたほうが楽になれると私は思います。

自分にできることに全力を出して、どうしようもないことは全部諦める。

なんかすてきな生き方だと思いませんか?

天気が雨だったら、雨を晴れに変えようとするのではなく雨だからこそ楽しめることを探す。

変えられないことに悩んでいたら時間がもったいないと思います。だってどうしたって変わらないんだから。

-生まれてきたことは変えられない-

あと、私たちが生まれてきたことも変えられないことです。

「生まれてこなければよかった」と言っても現実は変わりません。もう生まれてきてしまっているので。

だから諦める。変えられないことは諦める。

生まれてきたことはしかたない事実ですよね。

そんなコンディションのなかでもどうやって楽しめばいいか、楽に生きられるかを考えたらいいと思います。

もちろん、悩んで苦しむ時間は必要です。

必死に悩んで苦しんで諦めがついたら、ようやく諦めればいいと思います。

今あなたが生きていることを受け止めて、どうしようもないことすべてを諦めてみてください。

どうせ生きていかないといけないし、どうせ100年後にはみんな死んでいます。

学校なんか行ってもいかなくても死なないし、中卒でも生きていけます。

どう生きようとあなたの自由です。

好きなように生きて、好きなように死ねばいい。

そう思うと楽になれると思います。

-未来の試練は未来の自分がなんとかしてくれる-

将来の進路どうしようとか、地獄に落ちたらどうしようとか。

未来は不安ですよね。

大地震がくるかもしれないし、ブラックホールに地球が飲み込まれてしまうかもしれないし、宇宙が引き裂かれるかもしれない。

そんなのわからないです。だから諦めてください。

未来自分がどうなっているかなんて知ることはできないし、妄想なんてしだしたらキリないですよね。

だから全部諦めて、もうどうにでもなっていいと思うしかないです。ほんとに。

未来どんなに苦しい試練がやってきたとしても、必ず乗り越えていける。

未来の試練は未来の自分に託す。

そう信じて、今変えられるところから変えていくしかないです。そうすれば人生は絶対変わると思います。

「どうせ生きていくんだから諦めろ」

きっと大丈夫です。生きている限り。

PS.

よければ私とInstagramで友達になってくれるとうれしいです。

悩み相談とかなんでも受け付けてます!DMまでどうぞ!

IDは @shizuku1644 です!

PPS.

私の生き地獄のような壮絶な半生と、そこから這い上がったストーリーをまとめた電子書籍がAmazonで販売中です。

不登校・カルト宗教・うつ病を経て私が思い知った「生きる意味」”苦しいときに読んでほしい言葉”

よければどうぞ。

↓↓↓↓↓

www.amazon.co.jp

うつ病になって絶対やってはいけないこと。 <体験談あり>

私は現在高校3年生ですが、うつ病と闘っています。

自傷行為も何十回もして、希死念慮に襲われる日もあります。

こんなふうにブログを書けるほど安定した日もありますが、何もできない日もあります。

ですがピークの時よりかは回復してきました。

そんな経験者が、うつのときに絶対やってはいけないことを書いていこうと思います。

-病院に行かない-

たとえるなら、うつ病は心の骨折です。

骨折したときに病院に行かずに治せって言われても不可能ですよね。

「うつは気の持ちようだ」と思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

毎日毎日生きるのに精一杯で、苦しくて自殺のことで頭がいっぱいになる。

本当につらいです。

私は本当に苦しくて自傷行為をしてしまいましたが、それくらいしないと苦痛が引かないほどです。

だからまずは心が骨折したんだと受け止めてください。

骨折からはひとりでは立ち直れません。精神科のお医者さんや心理士さんの力を借りて治療していきましょう。

ただ病院選びは少し注意が必要で、ろくに話を聞かずに大量の薬を出すだけのヤブ医者もいます。

ネットで口コミを調べたり、身近な人から紹介してもらったりして自分に合うお医者さんを探してください。

私も最初の病院はヤブ医者でした。ほとんど話を聞いてくれませんでした。つらかったです。

話を聞いてくれなかったり高圧的だったり、薬を説明なしに出す病院はやめましょう。

-薬を突然やめるor飲みまくる-

いいお医者さんに出会えたら、薬が出されることもあります。

怖いかもしれないですが、薬はうつ病の治療で大きな役割を果たします。

気分の浮き沈みをおさえたり、うつ症状を和らげたり。

私も薬を飲み始めてからかなり楽になってきました。個人差もありますが副作用もほとんどないです。

だから信頼できるお医者さんに出会えたら、信じて薬を飲んだほうがいいです。

ただ、薬を急にやめたり飲みまくると大変なことになるので絶対にしないでください。

中には薬が効かないからといって30錠くらい飲んじゃう人もいますが、オーバードーズといって最悪死ぬのでやめてください。

毎日1錠でも効いてくるので大丈夫ですよ。

-不安定な人間関係をつくる-

うつ病のときは、ちょっとしたストレスでつらくなってしまいます。

私の場合、友達が半日返事をくれないだけで寂しくなって泣いていました。そして手首を切りました。

だから不安定な人間関係とか、否定してくる人からは距離をおいたほうがいいです。

不安定な人間関係は本当につらいです…。

表面上は優しそうだけど、実はそうでもないっていう人がいたりします。

そんな人とは距離をおいたほうがいいです。

そしてなるべく否定してこない人、話をじっと聞いてくれる人と一緒にいるのがいいと思います。

私はTwitterで闘病垢っていうのを作ったらいろんな人とつながることができました。

いろんな人がうつ病とか統合失調症とかで苦しんでいるけど、みんな私の話を最後まで聞いてくれました。

片親だったこと、友達ができなくて寂しかったこと、自分の居場所を失って死のうと思ったこと。

今思えば大変なことばかりでした。でも今こうして生きていて、ネットの中に自分の居場所を作れてよかったと思います。

あなたの居場所もきっとあるはずです。

あなたのことを否定して傷つける人もいるかもしれないけど、同じくらい肯定して受け入れてくれる人もいます。

世界は想像以上に広いです。本当にいろんな人がいます。

だから諦めないでください。きっとあなたのことを理解してくれる本当の友達に出会えると思うので。

-うつが治る前に自死を選ぶ-

私はあるとき自分の大切な居場所を失い、すべてを失った気持ちになりました。

毎日が寂しくて不安で、気づけば死ぬことしか考えられなくなっていました。

市販薬を大量に飲んでオーバードーズするか、電車に飛び込んで死のうと思っていました。

自傷行為も10回以上しました。つらくなるたびにカミソリで手首を切っていました。

「もう私の人生は終わりだ」

そんなときに以前から知っていた病院に行って、話を聞いてもらうことができました。

今は薬を飲んでいて、症状もだいぶ落ち着いています。

だからあなたも大丈夫です。

軽々しく大丈夫って言えないかもしれないけど、大丈夫。

うつは必ず治ります。

今は苦しくてただ耐えることしかできないかもしれないけど、それで大丈夫です。というより生きてる時点ですごくがんばってます。

嵐が過ぎ去るまでは何度泣いたり、自傷行為してしまったり自暴自棄になっても大丈夫です。死にさえしなければ人生は続いていきます。

今は何もせず、ただ薬を飲んでごはん食べて寝るだけで十分です。

未来の試練は未来のあなたがなんとかしてくれます。今のあなたは今を生きてさえいれば大丈夫です。

どうせ生まれてきたんだから、うつが治るまで生きてみるのはどうでしょうか。

そんなことを思ってこの記事を書きました。

PS.

よければ私とInstagramで友達になってくれるとうれしいです。

悩み相談とかなんでも受け付けてます!DMまでどうぞ!

IDは @shizuku1644 です!

PPS.

私の生き地獄のような壮絶な半生と、そこから這い上がったストーリーをまとめた電子書籍がAmazonで販売中です。

不登校・カルト宗教・うつ病を経て私が思い知った「生きる意味」”苦しいときに読んでほしい言葉”

よければどうぞ。

↓↓↓↓↓

www.amazon.co.jp

友達や家族をカルト宗教から助け出したい人へ。<経験者が語る>

私は3年間、あるカルト宗教団体に所属していました。

そのときの壮絶な体験記はこちらで読めます。

家族の反対も聞き入れず、否定してくる友達はほぼ全員縁を切って、気づけば会の人間関係がすべてでした。

今、あなたの大切な人がカルト宗教にハマってしまっていて、なんとか助け出したいと悩んでいると思います。

そんなときにどうすればいいのか、できるだけ詳しく書いていこうと思います。

ぜひ最後まで読んでみてください。

-教えを否定する人は地獄行き-

まず絶対にやってはいけないことは、その宗教を否定することです。

私がいたところでは教えを否定する人たちは「群賊」「悪獣」「悪知識」と呼ばれ、関わったら教えをそしった罪で地獄に堕ちると教えられていました。

実際に私も否定してくる人は遠ざけてきたし、家族だったら隠し事をして本音を言わなくなりました。

なのでもし大切な人を救出したいなら、絶対に教えや組織のことを否定しないでください。

一度宗教を否定されると何重にもバリアを張って、あなたとは話さなくなるか嘘をつくようになってしまいます。

なので否定は絶対にしないでください。

「あの教祖は豪遊三昧で腹黒い」とか、「ここの教義が間違っている。そんなの信じてても救われない」とかはNGワードです。

じゃあ肯定しなきゃいけないのかというと、そういうわけでもありません。

肯定するとより宗教への確信が強まって修正不能になってしまうので、あくまで中立の立場を取るのがベストです。

「そういう考えもあるんだね」みたいな。

ただ、組織のことや教義のことを理解しようという姿勢は持ってください。

肯定はしてくれなくても、理解してくれようとしてくれるだけで信じてる人にとってはうれしいんです。

思えば教団の中にしか理解者がいないからその中に閉じこもって心を固く閉ざしてしまうのであって、教団の外にも理解者がいれば宗教から出てこれる確率は跳ね上がります。

私もそうでした。

学校が嫌になって家族との関係も悪くなって、生きてる意味すらわからなくなったときに出会ったのが宗教でした。

そこでは講師の人たちが私のことをいつも褒めてくれて、いつも優しくしてくれました。

対照的に、家族や友達に本音で話せる人はいませんでした。

だからどんどんのめり込んでいったんだと思います。

なので、教団のことが理解できなくてもとにかくその人にとっての「居場所」をつくること。

その人の存在を無条件で認めてくれて、心から本音が言える居場所。

それがあれば脱会までの道のりはそう遠くはありません。半分まで来たといってもいいと思います。

-「生きる意味」がほしくて宗教に入る-

次に考えるべきことは、その人がなぜ宗教に入ったのかということです。

「騙されて入ったんだ」と言う人もいると思います。

たしかに偽装勧誘で人を騙して入信させたり、強引なやり方で入会させる宗教もあります。

でも事実、その人は宗教を大切な心の拠り所として生きています。

なんでそうなったかというと、宗教を信じていれば「生きる意味」が与えられるからです。

心の奥底でぼんやりとした虚しさや生きてる意味がわからない虚無感、別に今死んでもいいやと投げやりな気持ちを抱えている人は多くいます。

どこを探しても「生きる意味」が見つからず、どうせ自分はいつか死んでいくという寂しい現実。

そのとき「生きる意味はこれだ!」と明確に宣言してくれる宗教に出会うと、驚くほど感動して「自分はこれで救われた」となってしまうのです。

なのでもしあなたが大切な人からむりやり宗教を取り上げたとしたら、その人は生きる意味を求めて別の宗教に入るか、自ら死を選ぶと思います。

宗教に入っている状態というのは、ものすごい強い虚無感に蓋をして見えなくさせているようなものです。

私のいたところでは、生きている間に「絶対の幸福」というものすごい体験をすることこそが生きる意味であり人生の目的だと教えられていました。

それを信じている間は虚しい感情はなく、毎日がとても充実していました。

「自分こそが生きる意味を知った幸せ者だ」と思って、他の人にも勧誘していました。

なのでもしむりやり生きる意味を奪ってしまったら、錯乱してもっとひどいことになってしまうかもしれません。

絶対にむりやり宗教を奪うようなことはやめてください。

どうして宗教によりかからざるを得なくなったのか、その根本原因を話し合って見つけ出して折り合っていくしかないと思います。

私の経験からいっても、絶対的な「生きる意味」を捨てて、自分で生きる意味を探し出すのはとても苦しくて逃げ出したくなる道のりです。

宗教を信じている間は向き合わないで済んだ人生の虚しさ、虚無感や無力感に向き合わないといけないので。

そんなときに自分の苦しみや悩みを理解してくれて、「宗教を抜けてもやっていけるよ。大丈夫だよ。私がそばにいるよ」と言ってくれる人がいたなら、その人は救われた気持ちになると思います。

ただ、その役目をあなた1人で背負うのはあまりに荷が重すぎると思います。

宗教に入っている人はときに不可解な言動をしたり、勧誘できると思ったらしつこく勧誘もしてきます。

なので宗教からの脱会を専門としているカウンセラーの方々に連絡をとってみてください。親身に相談に乗ってくれるはずです。

ちなみに私がお世話になった方は、瓜生崇さんという方です。親鸞会とアレフに詳しい方なのでぜひ連絡をとってみてください。

瓜生崇さんの公式サイト

他にもキリスト教系の宗教なら、インターネットで脱会支援をしている牧師さんを見つけることができます。

宗教からの脱会は本当に時間がかかる道のりです。

あなたが疲弊してしまわないように、相談できる人を持っておくと本当に心強いです。

-「地獄に堕ちる」という最後の鎖-

教団の外にも理解者がいて、新しい生きる意味も見つけられた。

そこまでくれば脱会はもうすぐそこです。

そのとき最後の障壁になるのが、「ここを出たら地獄に堕ちるんじゃないだろうか」という不安です。

これに囚われて、未だに宗教に入ったままという人は多いと思います。

ほとんどの宗教では「救われた人は死後天国、それ以外の人は地獄」と教えているので、その教義が脱会するときの最後の鎖になります。

これはどうすればいいのかというと、厳しいですがどうにもなりません。

死んだあとの世界なんて誰にもわからないし、もしかしたらその宗教の人だけ天国に行けるのかもしれません。

それは誰にもわかりません。

私だって、今でも「死んで地獄に堕ちたらどうしよう…」と不安になって涙することもあります。

だからこの不安は一生ついて回ります。

でも逆に言えば、脱会した人が地獄に堕ちるなんてこともわからないのです。

教祖が信者の流出を食い止めて服従させるためにデタラメを言っているだけかもしれません。

死後の世界はないのかもしれないし、あるのかもしれない。

全くわからないことです。

だからその不安と折り合って生きていくしかないと私は思っています。

この事実を受け入れるには相当長い年月が必要ですが、そばに理解してくれる人がいるならそれも可能だと信じています。

あなたの大切な人が「地獄に堕ちる」という不安と折り合って、また人生を精一杯楽しめる日がくる。

そう信じて辛抱強く待つしかないです。

-脱会した後が一番苦しい-

そしていろいろなことがあって、無事に友達や家族が退会できたとしましょう。

これですべて終わったと思うかもしれませんが、本当につらいのはここからです。

まず、宗教から退会したというのは最愛の依存先を失ったということです。

自分の生きる意味で人生の目的だった教えを失い、そして教団の中にいた仲間もすべて失うことになります。

教団からは「あいつは求道に負けた惨めな負け犬だ。大罪人だ。近寄るな」とののしられ、かつての仲間からも敬遠されるようになります。

私が味わったのは、焼け野原に1人で呆然と立ち尽くしているような感覚でした。

すべてを失い、何もなく、虚無の中でただただ孤独になった感覚。

孤独というよりは孤立といったほうがいいかもしれません。

言葉では言い表せないような孤立感と虚脱感で毎日のように号泣していました。

地獄へ堕ちる不安も何度でも押し寄せてくるし、生きる意味を失った虚しさも襲ってきます。

「こんなんだったらまた教団に戻ったほうがマシだ」と何十回思ったかわかりません。

つらすぎてリスカもしました。死のうとも思いました。

人生で一番つらかったし、今もつらいです。

だからこそあなたに伝えたいことがあります。

もし大切な人を本気で宗教から救いたいと思ったら、決してその人のことを見捨てないでください。

中途半端に優しくされて途中で捨てられるのが一番傷つきます。どんなことがあっても寄り添う覚悟がないのなら今すぐ縁を切ってください。

途中で捨てられてののしられるくらいなら、宗教の中で一生を終えたほうがましかもしれません。

それくらい宗教は依存作用が強くて、引き離してもまた依存先を求めてしまいます。

それを知っておいてください。

ですがもしその人があなたにとって本当に大切な人で、どんなことがあっても理解者でいる覚悟があるなら必ず成功すると思います。

時間はかかりますが不可能な道のりではありません。

応援しています!

-おすすめの本-

最後に、脱会支援をするときには正しい知識が必要です。

中でもこの2冊の本は特におすすめなので読んでほしいです。

マインドコントロールとは何か

なぜ人はカルトに惹かれるのか

あなたの大切な人がカルト宗教に依存する人生から抜け出して、いきいきと生きられるようになることを心から祈っています!

PS.

よければ私とInstagramで友達になってくれるとうれしいです。

悩み相談とかなんでも受け付けてます!DMまでどうぞ!

IDは @shizuku1644 です!

PPS.

私の生き地獄のような壮絶な半生と、そこから這い上がったストーリーをまとめた電子書籍がAmazonで販売中です。

不登校・カルト宗教・うつ病を経て私が思い知った「生きる意味」”苦しいときに読んでほしい言葉”

よければどうぞ。

↓↓↓↓↓

www.amazon.co.jp

<実話>生きる意味を失って自殺未遂した私が回復するまで

カチカチカチカチ。

何回私はカッターを繰り出す音を聞いたか分かりません。

その度に私の腕は赤くなっていきました。

両親の離婚、不登校、カルト宗教からの脱会、親友との別れ、リストカット、オーバードーズ。

性別はトランスジェンダーMtF。

ちょっと普通の人では考えられないような人生を送ってきました。

それでも今、こうして体験談を情報発信できるほどに回復しました。

そんな私があなたに伝えたいこと、それは

「生きる意味を取り戻そう」

ということです。

それでは私が小学生だった頃へと時計を巻き戻しましょう。

両親の離婚

私が小学4年生のとき、両親は離婚しました。

夫婦関係がうまくいってなかったみたいです。

毎日毎日夫婦げんかして怒号を浴びせあっていました。

挙げ句の果てには別居。

もうめちゃくちゃでした。

母親のほうに引き取られた私ですが、母親は私に愛情を注いではくれませんでした。

朝ごはんはなし。毎日怒鳴られ、人格を否定されました。

「お前には生きてる価値はない」

この言葉は今でもずっと心の中に焼きついています。

そしてあるとき警察沙汰になりました。

私がカッターを振り回したからでした。

そうして児童相談所とも話し合いになり、親権が父親のほうに移されました。

その後しばらくは平和な生活で、休んでいた学校にも毎日行けるようになりました。

そんな日々が続けばよかったのですが…

不登校のはじまり

5年生になって数学の本に出会い、私は微分積分を勉強していました。

「面白くて眠れなくなる数学 プレミアム (桜井進)」という本でゼータ関数を知り、私は数学や物理を勉強するようになりました。

そんな私にとって学校の授業は退屈でした。

なので中学受験すればもっとレベルの高い教育が受けられると思って、公立の中高一貫校を受験しました。

1年間の受験勉強でしたが、倍率8倍の狭き門を突破できました。

しばらくは達成感にあふれていて幸せでした。

ですが、いざ授業が始まると思いのほかつまらなくてがっかりしました。

数学の授業は文字式の説明から始まり、理科は植物の分類とかやってました。

周りの友達で本当に波長が合う人もいなくて、仮の友達をつくって毎日適当に過ごしてました。

「痩せっぽっち」とバカにされたり、仲間外れにされることもありました。

ひとりぼっちでした。

そんな毎日に限界が来るのも自然なのかもしれません。

中学2年の夏休みから完全に学校に行けなくなりました。

毎日がつまらなくて、生きる意味を失っていました。

駅を通過していく急行列車をぼーっと眺めては、「何のために生きてるんだろう」と思い詰める日々。

時には自殺を考えました。

本屋に立ち寄って生きる意味を探したり、検索して探したりしていました。

そんな時に出会ったのがカルト宗教です。

親鸞会との出会い

親鸞会。

「すべての人を絶対の幸福にする」というスローガンを掲げています。

親鸞会によれば絶対の幸福になることこそが生きる意味であり、生きている間にその幸せを手に入れられるとのことでした。

生きる意味を失っていた私はその罠に落ちました。

「生きる意味」と検索したら親鸞会関係のサイトが出てきて、思わずメルマガに登録してしまいました。

そして気づけば全25回のビデオコースにも参加していて、「生きる意味はこれしかない!!」と思うようになっていきました。

親には内緒で学校に行かず毎週親鸞会の支部に通い、教義の理解を進めていきました。

「絶対の幸福になることこそが生きる意味」

「絶対の幸福にならずに死ねば地獄に落ちる」

「絶対の幸福になるには親鸞会しかない」

気づけば完全にマインドコントロールされていました。

1日中ずっと法話を聞くか勧誘していました。

勧誘というのはSNSを使ってDMを送りまくったり、noteを書いたりする作業のことです。

2人私の勧誘で親鸞会に入っていきました。

今はどうなっているか知りません。

今では罪悪感でいっぱいですが、当時はそれが最高の善だと思ってやっていたわけです。

それこそ親鸞会が救世主であるかのように。

そんなふうに、「救われないと地獄に落ちる」と必死になっていました。

3年間必死に救済を求めて親鸞会漬けになっていた私ですが、あるとき事件が起きます。

親鸞会からの脱会

高校2年生の12月から精神的に不安定になり、親鸞会の行事になかなか参加しなくなりました。

そんなとき、ふとネットで親鸞会のことを検索してみたんです。

今まではネットは事実無根の誹謗中傷だらけだから絶対見るなと言われていたんですが、なぜか見てしまいました。

すると、そこには数々の驚くべき事実が証拠画像や動画とともに上がっていたのです。

「親鸞会はF館の5階建てと発表しているが、実は6階建てで最高層は会長専用ルームだった」

「会長の著作は実は盗作まみれだった」

「親鸞会の勧誘の中で大学生が過労死したことがあった」

「親鸞会は会計報告を全くしていない」

などなど…

私の前にはそのとき2つの道がありました。

このまま親鸞会に留まるか、親鸞会を脱会するか。

親鸞会を抜ければ一生救われずに地獄に落ちるとずっと教えられてきました。

ですが、このような事実をひた隠しにし続ける親鸞会をもはや信用できなくなっていたのも事実です。

私は揺れました。

家族にも内緒だったので誰にも相談できず、夜に洗面所で地獄の恐怖を思い出してうずくまって泣いたこともありました。

そんなとき出会った本が、「なぜ人はカルトに惹かれるのか -脱会支援の現場から- (瓜生崇)」です。

https://www.amazon.co.jp/なぜ人はカルトに惹かれるのか-脱会支援の現場から-瓜生-崇/dp/483188779X/ref=sr_1_1?adgrpid=98705920543&hvadid=649207779977&hvdev=c&hvlocphy=1009333&hvnetw=g&hvqmt=e&hvrand=18336867814031635086&hvtargid=kwd-903714696908&hydadcr=3636_13652340&jp-ad-ap=0&keywords=なぜ人はカルトに惹かれるのか&qid=1681794328&sr=8-1www.amazon.co.jp

瓜生さん自身が悩み、親鸞会を脱会したことを赤裸々に書いてある本です。

読み終わって私は泣きました。

そして脱会することを決断しました。

すぐに瓜生さんに連絡をとり、「私は地獄に落ちるのでしょうか」と聞きました。

すると瓜生さんは「地獄に落ちることは絶対ない」と言ってくれました。

私はまた泣いてしまいました。

1ヶ月間ずっと悩んだ末、親鸞会の講師の人たちにもう関わらないことを告げて脱会しました。

本当につらい日々でした。

毎日毎日布団の中でうずくまって泣いていました。

地獄に落ちることが怖くて朝まで寝れない日もありました。

親鸞会で出来た友達や恩師といえる存在もすべて失い、居場所を失い、またひとりぼっちになってしまいました。

それがつらくて何回親鸞会に戻ろうかと思ったかわかりません。

ですがもう取り返しのつかない決断をしたんだと思って新しい日々を送ることにしました。

*親鸞会脱会の詳しい経緯についてはこちらの記事をどうぞ。*

https://hope-mitsuki.hatenablog.com/entry/shinrankai-dakkaihope-mitsuki.hatenablog.com

ここから平和に生きれるかと思いきや、試練はまだまだ続きます。

うつ病発症

脱会のショックで布団から出れなくなり、廃人状態になっていました。

通信制高校に通っていたので授業は出なくて済んだのはよかったです。

しかし、友達はできず毎日孤独でリストカットをするようになってしまいました。

心配した家族に精神科に連れられ、うつ病と診断されました。

薬が処方され、それを飲む毎日。

病気になってしまった自分が惨めで欠陥品だと思っていました。

「こんな世界に生まれてくるべきじゃなかった」

「誰も私の傷なんかわかってくれない」

「寂しい」

そして私の傷を慰めてくれる人を求めてTwitterを始めました。

ここでもトラブルが発生しました。

親友だと思っていたのに

Twitterでアカウントをつくりました。

最初は反応がなかったアカウントでも、次第にフォロワーが増えリプライも増えうれしくなっていきました。

そしてあるとき高校生の人にDMして、すぐに打ち解けて仲良くなりました。

次第に親友だと言ってくれるようにもなりました。

しかし、私の気分が下がってしまったときに相手の態度は豹変しました。

リストカットしてしまったことを告げると「次そんなことがあったら縁を切る」と言われてしまいました。

もちろん私にも悪いところはありました。

ですが相性が合わなかったのか、次第にすれ違うことが増えてしまいました。

そしてあるとき言い合いになり、ブロックされてしまいました。

私はそれで親友を失い、自分の存在を否定していくようになりました。

Twitterを使うのも怖くなり、自分の殻に閉じこもるようになっていきました。

人と関わってもまたあのようなことになってしまうと思って怖くて、人間関係を遮断するようになりました。

毎日布団にこもり、生産性なく寝て起きるだけの日々。

宗教を出ても結局は虚しい人生になるんだと親鸞会の教義を思い出しました。

そんなことが3ヶ月以上続き、ついにオーバードーズしてしまいました。

カフェイン錠剤を24粒口に含んで水で流し込み、生死の境をさまよいました。

救急搬送され、父親が心配して病院に駆けつけてくれました。

ポカリスエットを飲んでもすぐ吐いて、食べ物を食べてもすぐ吐いて…

心拍数は140以上。

そんな状態が2日間続きました。

家族に「もう二度とこんなことはするな」と言われました。

その後病院でカウンセリングを受け、ゆっくり休むように言われました。

そのとき出会った本が「14歳からの精神医学 (宮田雄吾)」です。

https://www.amazon.co.jp/新版-14歳からの精神医学-宮田-雄吾/dp/4535984972

こんなことが書いてありました。

「生きる意味がないと考えて生き続けるのは苦しい。だから「生きる意味があるか」という絶対的な真理を追い求めるより、「どう生きれば、生きる意味が生まれるか」を考えてほしい」

この言葉に勇気づけられ、少しずつ外の世界へと足を進めていきました。

回復への第一歩

まずは怖かったTwitterを始めてみることにしました。

またあんなことになるんじゃないかと怖かったですが、意外とみんな優しく受け入れてくれました。

自分の今までの体験を話すと、「つらかったね。本当にがんばった。つらいことがあったらいつでも言ってね」と言ってくれました。

思わず涙が出てしまいました。

そして同じ通信制高校の人たちとつながって、電話したりして楽しく過ごしています。

昔のような重い孤独感は薄れていきました。

ブログを始める

そして、この体験談を多くの人に共有して役に立てたらと思い、ブログを始めました。

同時に、これから生計を立てるためにビジネスやセールスも勉強しました。

アクセスが伸びずにやめてしまおうかと思った日も何度もあります。

「こんなの意味がないんじゃないのかな」と疑心暗鬼になって作業が止まったり。

ですが、少しずつ作業していってメルマガも完成させました。

*私のメルマガは最後に紹介してます。

すると多くの共感の声が寄せられるようになったんですね。

「しずくさんつらかったですね」

「私もしずくさんのように前向きに生きたいです!ありがとうございます」

本当にうれしいです。

今ではブログが私の仕事であり、私の居場所です。

自分の居場所は自分でつくる。

大事だなと思います。

今は

今ではリストカット、オーバードーズはしていません。

完全に心が晴れることはないのかもしれないと思いながらも、少しずつ「生きる意味」を取り戻しつつあります。

私の夢は、今苦しんでいる人たちに生きる意味、生きる希望を与えることです。

私が生きる意味を失ってカルト宗教に入り、薬物大量摂取で自殺未遂してしまったように、多くの人が今も苦しんでいます。

あなたもそうかもしれません。

そんな人たちを励まし、希望を与える言葉をこのブログで綴っていきたいと思います。

今あなたが暗闇の中でもがいていたとしても、必ず出口がやってきます。

本当です。

そのためには、あなたにとって本当の「生きる意味」を取り戻すことこそが回復への鍵となります。

私も経験したので大丈夫です。

一緒に希望を取り戻しましょう。

少しでも共感していただけたならうれしいです。

PS.

よければ私とInstagramで友達になってくれるとうれしいです。

悩み相談とかなんでも受け付けてます!DMまでどうぞ!

IDは @shizuku1644 です!

PPS.

私の生き地獄のような壮絶な半生と、そこから這い上がったストーリーをまとめた電子書籍がAmazonで販売中です。

不登校・カルト宗教・うつ病を経て私が思い知った「生きる意味」”苦しいときに読んでほしい言葉”

よければどうぞ。

↓↓↓↓↓

www.amazon.co.jp

<虚無感>将来に希望が持てない中学生/高校生へ伝えたい話。

学校から帰るとき、電車から降りて友達と別れるとどうしようもない虚しさが襲ってくる。

1人で歩いていて、ふと夕焼けの空を見ると寂しくて不安な気持ちになる。

「私はこれからどうなっていくんだろう…」

そんな不安を感じたことはありませんか?

毎日毎日が似たようなことの繰り返しで、いずれ大人になるけど前に進んでいないような感覚。

「あなたの進路はなんですか?」と聞かれてもよくわからない人も多いと思います。

「将来に希望が持てない」「将来が不安だ」という人に向けて、高校生の私が思うことを書いてみようと思います。

-将来はどうなっているかわからない-

まず伝えたいのは、将来はどうなっているのか誰にもわからないということです。

そんなの当たり前だと思うかもしれませんが、わからないからこそ不安なんですよね。

だからあれこれ考えて「この進路で大丈夫かな…」とか「失敗したらどうしよう…」と思ってしまうと思います。

それは全然悪いことじゃないですよ。

私だってこの先何が起こるかわからないし、不安になることだってあります。

ですが、不安になるだけじゃなくて「今を大切にする」ことも大事だと思いますよ。

-2度と来ない今を大切にしよう-

過去にやらなかったことを後悔しても何も変わらないし、遠い未来を心配していても何も起きません。

私たちが変えられるのは今、この瞬間だけなんです。

今にしか生きられないからこそ今を大切にするべきだし、そういう生き方が未来をも変えていくと私は思っています。

私は昔はやりたいことを先延ばしにして、いつも未来のことばかり考えて不安になっていました。

目の前にある小さな幸せにも気づけず、「いつか幸せになれたらいいな」と思って生きていました。

毎日同じような暮らしをして、生きている意味もわからず辛いだけの日々でした。

ですが、気づいていないだけで「今」を充実させる方法はたくさんあると気づくことができました。

何気ない友達との会話とか、1人でアイデアをふくらませる時間とか、音楽を聞いてあれこれ想像してみる時間も大切な時間だと気づけるようになりました。

24時間ずっと完璧でいる必要はありません。悩む時間はたくさんあります。

悩んだり迷ったりしながら、大人になっても「今」を大切にし続けられる人生だったら幸せだと思いませんか?

幸せは遥か遠くにあるものではないと思っています。

-地図よりコンパス-

じゃあ何を大切にしていけばいいのかというと、コンパスのような「信念」が大切だと思っています。

自分が好きなこととか守りたいもの、「ああいうふうになりたい」という夢でもいいです。

どんな小さなものでも大丈夫です。

ゲームが好きだとか食べ物が好きだとか、人を救う仕事がしたいだとか。

そういう信念があれば大きく道を踏み外すことはないんですよね。

地図を持っていなくてもコンパスを持っていれば北に行けるように、自分の中に眠っている信念があなたの道しるべになってくれるはずです。

どんなに時代や状況が変わってひとりぼっちになったとしても、あなたの中に眠っているコンパスが狂わない限り大丈夫。

今この瞬間を大切にし続けられれば、どんな苦しい出来事でも大切な経験に変わると思います。

私は図書館でいろいろな本を読む中で、なんとなく人の助けになる仕事をしたいと思うようになりました。

いろいろな本を読んでみるのもすごくいいと思います。

今まで毛嫌いしてきたジャンルの中にもあなたのコンパスが眠っているのかもしれないので。

-不安から逃げるのも悪いことじゃない-

もしどうしても不安で辛くなったら、いったん逃げてみるのも全然OKです。

現実逃避じゃないですよ。

むしろ不安にとらわれて今を楽しめなくなるより、スポーツしたり本を読んだり音楽を聞いたりするほうがいいと思います。

心の避難場所はいつも持っておくと気が楽でいいですよね。

Twitterでアカウントを作って友達をつくるのもおすすめです。

ありのままのあなたを受け入れてくれる人は必ずいると思うので。

PS.

よければ私とInstagramで友達になってくれるとうれしいです。

悩み相談とかなんでも受け付けてます!DMまでどうぞ!

IDは @shizuku1644 です!

PPS.

私の生き地獄のような壮絶な半生と、そこから這い上がったストーリーをまとめた電子書籍がAmazonで販売中です。

不登校・カルト宗教・うつ病を経て私が思い知った「生きる意味」”苦しいときに読んでほしい言葉”

よければどうぞ。

↓↓↓↓↓

www.amazon.co.jp

生きてる意味がわからない中学生/高校生へ伝えたい私の体験談。

「生きてる意味がわからない」

今のあなたはそう思っているのではないでしょうか。

「生きてる意味がわからない」と思って毎日暮らすのは本当に苦しいです。

毎日が同じことの繰り返しで、ふと帰り道に空を見上げると寂しい気分に襲われる。

やらなきゃいけないことは多いけど、それが自分の未来にどう役立つのかわからない。

誰しも最後は必ず死ぬし、避けようがないつらいことだっていくらでも降ってくる。

そんなことの繰り返しで、先の知れた未来に虚無感を抱いているのではないでしょうか。

そんなあなたに、13歳だった私が「生きる意味」を求めて宗教に入り、そして脱会して知らされたことを少し話したいと思います。

よければ最後まで聞いてみてください。

生きる意味を追い求めて

私は小さいときからずっと「生きる意味」に悩んできました。

友達は少なくて、ひとりで物思いにふけるのが好きでした。

でもそれは悪いほうに行くことも多くて、自分の存在の無意味さに気付かされることも多かったです。

両親の仲は悪くて、親から「お前に生きてる価値はない」と言われたこともありました。

家から締め出されたこともありました。

なので心の深いところにぽっかりと穴を抱えていたんだと思います。

そして時間が経って、中学生になりました。

中学受験して自分の行きたい学校に行ったんですが、まず宿題が多くて大変でした。

周りの環境も人間関係も全部が変わってしまって、しかも家から学校まで往復3時間以上の電車通学でした。

次第に体力もメンタルもすり減っていって、何のために自分が学校に通ってるのかわからなくなりました。

気づけばその感情は、「何のために生きているのかわからない」に変わっていました。

生きる意味がほしい。

自分の生きている意味が知りたい。

そんな思いで「生きる意味」とGoogle検索したのがすべての始まりでした。

<絶対の幸福>が生きる意味?

私がクリックしたサイトは、浄土真宗親鸞会という宗教団体の講師がつくったサイトでした。

「仏教ウェブ入門講座」というふれこみで作ってあって、私は不審を抱くこともなく内容を読んでいきました。

すると、そこにはこんなふうに書いてあったんです。

___________

人間は誰しも必ず死なないといけません。

死ぬときには一円も持っていけないし、今まで手に入れた名誉や友達も全部失うことになります。

しかし、実はこの世には絶対に崩れない「絶対の幸福」というものがあって、誰でもそれを手にすることができるのです。

死んでいく臨終のときでも崩れない「絶対の幸福」になることこそが私たちの唯一の生きる意味であり、この世で果たさないといけない人生の宿題なのです。

___________

学校にも家にも居場所がなく、真剣に「生きる意味」を考えていた私にとって、この文章は衝撃でした。

考えてみてください。

たしかに、どんなに友達をつくってお金を稼いで、好きな人と結婚してそこそこ幸せに暮らしたとしても、最後は必ず死ぬだけです。

死ぬときには今まで手に入れてきたものをすべて手放さないといけないし、ひとりぼっちです。

そう言われて、私はこの人の言っていることこそが本物だと確信しました。

救われずに脱会することに

そこから私はすぐにその宗教に入会し、親に隠れて活動を続けました。

生きる意味を果たすためだったらどんな犠牲でも払おう。

周りにどんなに反対されても死ぬまで求めよう。

そう思って日々活動していました。

その宗教の教えは、簡単に言えばこうです。

___________

法話を真剣に聞き続けていれば、いつかある瞬間が訪れて一瞬のうちに<絶対の幸福>に救われる。

その瞬間まで法話を聞き続けなさい。

___________

こうして私は毎日のように法話をZoomで聞き、<絶対の幸福>を目指して全力で生きていました。

正直に言うと、実はこのときとても充実していて楽しかったです。

自分の人生に<絶対の幸福>という生きる意味が生まれたこと、他の人が知らない真実を知れた(と思っていた)こと、そして「人を救えるようになった」ことがとてもうれしかったです。

というのは、親鸞会では「<絶対の幸福>にならないで死んだ人は地獄に堕ちる」と言われていたからです。

だからこの真実をみんなに伝えて、地獄に堕ちるのを助けてあげることができると思って勧誘までしました。

そう思い込んでいられるうちはとても幸せでした。

考えてみれば、自分は人を救うことができると思って生きてるのってとても充実感がありますよね。

人に感謝されるとうれしいし、人の役に立てていると思うとそれが生きる意味だと思えたり。

あなたもそういう経験をしたことがあると思います。

なので本当にそのときは充実感がありました。

自分たちだけが真実を知っている、最も幸せな集団だと思っていました。

ですが、それは長続きしませんでした。

暴かれていく嘘

あるとき、ふとネットで「親鸞会」と検索しました。

本当に好奇心で検索してみたんですが、無数の批判サイトが現れてきました。

批判サイトというのは親鸞会を批判するサイトのことで、多くが脱会した元信者によって書かれていました。

普段から「批判サイトを見るのは毒になる」と言われていたので戸惑いましたが、好奇心に押されてどんなことが書かれているか知りたくなってしまいました。

すると、とんでもないことが書かれていたんです。

まず、親鸞会会長が書いた「なぜ生きる」などの本が盗作だらけだというのです。

「なぜ生きる」は自分もいい本だなと思って大切に読んでいたんですが、大部分が他の人の言葉の無断転載だったというんですね。

そして会長が海外布教のたびに画廊で美術品を買い漁り、とんでもない量の絵画を買っていること。

F館という建物は5階建てと説明されていたけど、実は6階建てで6階部分が会長ルームになっていたこと。

そして、何より私が絶対に真実だと思っていた親鸞会の教えに誤りがいくつもあること。

これを知ったときはものすごいショックでした。

気づけば入信してから3年の年月が流れていました。

「これだけは絶対に真実だ」と思って必死に求道して、「このためならどんな犠牲を払ってもいい」と思ってやってきました。

その結果がこれでした。

最初は受け入れられませんでした。

自分が求めたものに限って嘘なわけがない…と。

そしてまた親鸞会の法話を聞いてみたんですが、全然身が入らなくて集中できませんでした。

人に話してもなにか罪悪感が襲ってきて、つらくて涙を流していました。

そして、「このまま続けるのは無理だ」と思ったんです。

やめるのが一番大変だった

今まで信じてきたものに裏切られ、ショックでうつみたいな状態がずっと続きました。

何よりも、親鸞会をやめた人生に生きる価値はあるのか。

今死んだら地獄に堕ちるんじゃないだろうか。

そう思うとやめた後のほうがつらくて、いっそのことまた入り直したほうが楽なんじゃないだろうかとすら思えてきました。

気づけば親鸞会に入る前の自分と大差なく、生きる意味を失って生きる気力を失いそうな日々でした。

親にもずっと隠してやってきたので相談できず、身近に頼れる人はいませんでした。

苦しくて落ち込んでいた私でしたが、あるとき瓜生崇(うりゅう たかし)さんという方を知りました。

瓜生さんは18歳で生きる意味を求めて親鸞会に入り、12年間講師をつとめてそして脱会された方です。

瓜生さんが宗教の脱会相談をされていると聞いて、さっそくメールを送ってみました。

するとすぐに返事があって、いろいろ悩みを打ち明けることができました。

生きる意味を失って悩んでいること、地獄に堕ちるかもしれないと思っていること、この先どうすればいいかわからないことを相談しました。

するとメールを書いているうちに自分の気持ちが整理されてきて、少し楽になりました。

瓜生さんに話を聞いてもらったり、好きなことをしたり、図書館に通って本を読んだりする中で、私は少しずつ世界の広さを知っていきました。

親鸞会だけが世界のすべてじゃない。

自分の生きる意味は自分がきっと見つけだせる。

そう思って生きています。

生きる意味を果たせなかったとしても

というのが私の体験でした。

私がこの体験をして特に伝えたいと思ったのはこのことです。

___________

生きる意味があるか、ないかという絶対的な真理を求めるのではなく、「どう生きれば生きる意味が生まれるか」を考えて生きよう。

___________

私たちは誰しも自分の生きる意味を求めて勉強したり、人を助けたり好きなことをしたりします。

でも最後は死ぬと思うとむなしいし、なにか絶対的な真理に身を預けたくなります。

<絶対の幸福>というような、絶対に変わらない幸せがほしいと誰もが思っているし、平穏な日々がずっと続いてほしいと思っています。

その気持ちは十分わかります。私もかつては<絶対の幸福>のためにすべてを犠牲にしてもいいとすら思っていました。

ですが、結局<絶対の幸福>は得られませんでした。

じゃあその人生は生きるに値しなかったかと聞かれたら、あなたはなんて答えますか?

きっとそんなはずはないと思います。

どんな人でも毎日がんばって1日1日を大切に生きているし、その過程こそが大切にするべきものなんじゃないかと思うのです。

「生きる意味を果たしたか、果たせなかったか」という視点では、果たせなかった人の人生は無駄だったことになります。

でも本当はそんなことはなくて、毎日毎日生きる過程に「生きる意味」が散らばっているのだと思います。

忙しくてそれに気づけていないだけで、あなたの人生は生きる意味にあふれています。

それに気づいたのが幸せなのかもしれません。

じゃあ具体的にどうすればいいかというと、私が最近読んだ本にとても感動することが書いてありました。

引用させていただきます。

ある中学生は、診察する私の前で挑みかかるようにその問いを投げかけた。

「なんで生きなきゃいけないの!」

彼女の声は怒りと悲壮感に満ちあふれていた。彼女は、そもそも父親が誰かもわからなかっ た。母親はつねに恋に夢中で、あまり家に寄りつかなかった。孤独な部屋の中で彼女は1日を過ごした。母親がたまに帰ってくる時は男連れだった。しかもその男は、彼女を性の対象にした。そうして家の中にも居場所をなくした彼女は、施設に預けられた。しかし、彼女は施設にも居場所を見つけられなかった。暴れ、さけび、リスカし、親切そうな顔で近づいてくるスタ ッフはみんな、彼女の罵声の餌食になった。

結局、誰の手にも負えなくなった彼女は、私のもとに現れ、そして入院となった。

そんな彼女からの「なぜ生きなければいけないのか」という問いは、切実だった。

ウソはつけない。たしかに今彼女が死んだとしても、泣いてくれる人はいないのだ。私は口を開いた。

「君が言うとおり、考え方によっては生きる意味はないと思う。今の君が死んだからと言って君の母親も泣かないだろう。それに、遅かれ早かれ、人間は結局、最後はみんな死ぬ。 君の言うとおり、君の生きる意味は私にはまだわからない」

私は続けた。

「でも、生きる意味がないと考えて生き続けるのは苦しい。だから「生きる意味があるか」という絶対的な真理を追い求めるより、「どう生きれば、生きる意味が生まれるか」を考えてほしい」

それは、彼女にとって厳しい言葉だったと思う。彼女は黙りこんだ。でも、たしかにそれは届いていた。

騒乱の季節が何度かすぎた。施設から何度も入退院を繰り返した。 でも、18歳を迎え、多少落ち着きを得た彼女は、施設を出て、就職することになった。住みこみの職場だった。

別れ際に彼女は私に言った。

「仕事でお金をためたら、まず運転免許をとるよ」

それは、彼女が見つけた、たしかな生きる意味だ。

免許をとるなんて、君にはちっぽけなことに思えるかもしれない。でも、私は、人の生きる意味はつねに目の前の生活の中にあると信じている。

半年後、彼女は目標を実現した。 そして、今も確実に社会で生きている。

何を大切にして生きるかは、他の誰でもない、自分自身で決めなければならない。 病気にかかろうが、かかっていまいが、その問いから目を背けるならば、幸せは訪れない。

逆にいうと、たとえ病気になったとしても、自分の大切にすることを決め、自分のできる範囲でそれを行い続けるならば、そこにはたしかな生きる意味がある。結局、生きる意味は生きたあとにしかわからないのだ。

14歳の君に伝えたい。

自分が大切にするものを生活の中で見つけなさい。

そして、今できることを行いなさい。

それを続ける限り、君はきっと「生きぬく」ことができる。

宮田雄吾 「14歳からの精神医学」より

「どう生きれば、生きる意味が生まれるか。」

この言葉を胸にとどめて生きていってください。

きっとあなただけの生きる意味を見つけられるはずです。

私もこの言葉に勇気づけられ、自分の生きる意味を探しました。

「どう生きれば生きる意味が生まれるか」を考えました。

そして見つけたのが、心の病の研究者になって多くの人を救いたいという夢でした。

生きる意味なんて何でもいいんです。

あなたが生きるモチベーションになるものであれば。

彼女の場合はそれが「免許をとる」ことでした。

生きる意味は気がつかないだけで日常に転がっているのだと思います。

生きる意味の見つけかた

私の場合は図書館に通うことが生きる意味探しの手助けになったと思います。

図書館に足を運んで、あまたの本の背表紙を眺める。

「これだ!」と思うものがあったら手に取って、パラパラめくってみる。

「なんか違うなー…」と思ったら戻す。

「まさにこれ!」と思ったら借りて家で読む。

そんなことを繰り返していくと、あなたの中の興味や信念が浮き彫りになってくると思います。

すぐに見つからなくても大丈夫です。

焦らずゆっくり探していけばきっと見つかるはずです。

それでも「うーん…」ってなってしまう人は、次の質問に答えてみてください。

「今日が人生最後の日だったら、あなたは何をしますか?」

その答えがあなたの生きる意味に非常に近い核です。

私の場合は、「心の病で傷ついている人を癒したい」でした。

核が決まったらあとは具体的に掘り下げていくだけです。

生きる意味、っていってもそんなに身構えるものではないと思います。

人それぞれに生きる意味が必ずあって、その通りに自由に生きてけばいいだけです。

たまに「生きる意味は○○の力で救われることだ」とかいう宗教がありますが、それは違うと思います。

生きる意味は1つではありません。

あなたが自由に選べるものです。

そう思うと気が楽になりませんか?

生きてる意味がない人なんていない

生きる意味はその人自身が決めることであって、他人が決めることじゃないです。

それなのに「障害者は生きてる意味ない」とかいう人がいると悲しくなりますね。

生きてる意味がない人なんていません。

理由は、誰でも自由に生きる意味を決められるからです。

だから「お前は生きてる意味ない」「生きてる価値ないよね」って言われても落ち込まないでください。

あなたにはあなたの生きる意味があって、自由に選べるので。

だから大丈夫です。

"It's your life, live it your way" (あなたの人生だ、あなたの好きなように生きなさい)という言葉があって、私はこれが大好きです。

あなたの人生は他人が決めるものじゃないです。

さっきの本に書かれていたように、「どうすれば生きる意味が生まれるか」を考えて生きるのが大事なんだと思います。

生きる意味を取り戻そう

生きる意味、というと大げさですがつまりは生きるモチベーションのことですね。

私は人生を充実させるためには生きる意味をはっきりさせることが必要だと思います。

私の実体験はこの記事で余すことなく語ってますが、生きる意味を失うと人は途端に元気がなくなって病んでしまいます。

yukuhashi.hatenablog.com

自殺の理由も「生きる意味がないから」というのが根幹にあると言われています。

なので生きる意味、生きるモチベーションを見つけることが人生を輝かせる鍵になるんですね。

人生の途中で何度か生きる意味を失うかもしれません。

私もそうでした。

ですが、失ったらまた取り戻せばいいんです。

失うたびに取り戻せば、あなたの人生はきっと最後まで輝くものになると思います。

一度きりの人生を輝かせるために、生きる意味探しをぜひしてみてください。

PS.

よければ私とInstagramで友達になってくれるとうれしいです。

悩み相談とかなんでも受け付けてます!DMまでどうぞ!

IDは @shizuku1644 です!

PPS.

私の生き地獄のような壮絶な半生と、そこから這い上がったストーリーをまとめた電子書籍がAmazonで販売中です。

不登校・カルト宗教・うつ病を経て私が思い知った「生きる意味」”苦しいときに読んでほしい言葉”

よければどうぞ。

↓↓↓↓↓

www.amazon.co.jp