私は以前までは自分と周りを比較して、劣っていた自分を自分で否定していました。
たとえば「あの人より成績が悪い」、「友達が少ない」とかです。
でもそんな気持ちで生きていたらつらいし、どんどん追い詰められてしまいますよね。
ということで、私の経験をふまえて自分のことを自分で肯定できるようになる方法を伝えていこうと思います。
3種類の否定
本題に入る前に、自分を否定してしまうのにも3種類あることを知ってもらいたいです。
それがこれですね。
・自分の存在が劣っていると思ってしまう
・自分の存在が周りにとって迷惑だと思ってしまう
・自分の存在が無価値だと思ってしまう
これが自分を否定してしまう、3種類の自己否定ですね。
こういうふうに思って生きている人は多いと思いますが、こんな感じで自分を評価してしまうとつらいですよね。
私にもそういう時期があったのでよくわかります。
あまりこういうことは周りにも相談できないし、ちゃんとした対処法が見つかるわけでもないので本当につらいです。
しかもこういう感情は抱え込むとどんどん蓄積していくので、あるとき一気に爆発してうつ病などにつながってしまいますね。
そこで、そうならないためにそれぞれ対処法を書いていきます。
それでは1つ目、自分の存在が劣っていると思ってしまう人への対処法です。
自分は劣っている?
まず、自分の存在が劣っていると思ってしまうときの対処法ですね。
ここでみなさんに伝えておきたい1つのポイントがあります。
それは、比較というのは案外あてにならないということです。
自分を劣っている存在だと感じたら、次の質問を自分に投げかけてみてください。
「誰と比較してる?」
「どんな基準で比較してる?」
たとえば友達よりも数学の点数が悪いということだったら、「誰」というのは友達で、「基準」というのは数学の点数ですね。
もし自分と他人を比較するんだったら、「誰」と「基準」を忘れないでください。
確かに数学の点数では人よりも劣っているかもしれないけど、英語は得意という人もいっぱいいるんですね。
なのでたった1人の比較対象や1つの基準に目を向けるよりも、自分が得意なところに目を向けたほうが人生楽しいと思いませんか?
当然かもしれないですが、比較対象とか基準というのは無数にあるんですね。
それなのにたった1人と比較して落ち込んだり、1つの基準で負けたからといって絶望するのはよくないですよね。
自分に合った分野で活躍する。
それこそが人生を楽しく健康に生きるためのポイントです。
たとえば数学がだめな人は数学ばかりに目を向けないで、自分が得意な分野に目を向けてみるのはどうでしょうか。
英語とか国語とかなら活躍できるかもしれませんよね。
では次、2つ目は自分の存在が周りにとって迷惑だと思ってしまう人への対処法です。
自分は周りにとって迷惑?
自分の存在が迷惑だと思ってしまうときの対処法ですね。
これは3つの視点から対処法があります。
まずは1つ目ですね。
これは私が思うことですが、「迷惑」という言葉が嫌いです。
別に迷惑をかけられても死ぬわけじゃないし、そんな小さなことを気にしてたら本当に生きるのがつらくなってしまいますね。
なので「迷惑」という言葉を使って人を責める人を見ると、とても嫌な気持ちになります。
代表的なのが「障害者はただの迷惑」みたいな発言ですね。
でもはっきり言って、その人は今まで一度も他人に迷惑をかけたことがないのでしょうか。
絶対あるはずです。
そういう人でも、特に親には数えられないぐらいの迷惑をかけてきてるんですよね。
しかもそういう人を傷つける発言をした時点で、その人は迷惑どころか人を傷つけることをしてるんですね。
なので、私たちには他の人のことを「迷惑」と言う資格はありません。
もちろん、一番大事な自分に向かって「迷惑」と言ってもいけないですよね。
なので1つ目の対処法は、そもそも「迷惑」という言葉をあまり使わないことです。
一例ですが、こういう言葉もあります。
「その人の思考はその人の言葉が作り上げる」
なので「迷惑」という言葉を使わない・思わないように努力していけば、自然と暗い感情は収まると思います。
では2つ目の視点です。
反省が力になる
ときには私たちは、「迷惑」という言葉で済まないぐらいの悪いことをしてしまうかもしれません。
確かに、それで自分を嫌いになってしまうのもわかります。
私にもちょっとしたことで相手を傷つけてないかとか、いろいろ心配してしまうこともあります。
ですがその感情が自己嫌悪で終わるのか、それとも反省として自分の力になるのかはこれからの行動にかかっています。
自分のしてしまったことを受け止めて反省し、これからにつなげていくことは非常に難しいです。
それでも、難しいからこそやれば大きな前進になるんですね。
幸せな人生を送るためには、普通の人がしないことをやらないといけないです。
ほとんどの人は幸せとは言えない人生を送っているからですね。
不幸とまでは言いませんが、代わり映えのない毎日を死んだ目で過ごす人は多いと思います。
だからこそ、みなさんが周りと違う行動をすれば周りよりも輝く未来が手に入ります。
反省することは大変だし苦しいことですが、やれば必ず自分の力になります。
そしてそうやって反省を繰り返す人は、自然と周りを気づかえるようになっていくんだと思います。
では3つ目の視点です。
誰でも人の役に立つことができる
自分のことを「迷惑」だと思うんだったら、人の役に立ってみてはどうでしょうか。
「人の役に立つなんて無理だよ…」と言わずに、まずはやってみてください。
中でも最もかんたんで最も強力なのが、「ありがとう」と直接言うことですね。
普段からいつも周りに助けられてばかりと思うんだったら、ぜひその人に「ありがとう」と言ってみてください。
この一言だけでも相手は嬉しくなると思います。
人助けの本質は相手を喜ばせることなので、「ありがとう」と言うだけでも実はすごい人助けなんですね。
言われたほうは嬉しくなるし、言ったほうも気持ちよくなるんですね。
小さな種まきであっても、やるのとやらないのとではとても大きな違いです。
「自分には無理だよ」と言わずに、まずは少しずつ始めてみましょう。
では最後、自分の存在が無価値だと思ってしまう人への対処法です。
自分は無価値?
自分の存在自体を無価値だと思ってしまうことってありますよね。
一度こういうことを思ってしまうととたんに自分の生きる意味が無くなってしまったみたいでつらいですね。
私も経験あるのですごくわかります。
自分の存在が空気みたいだと感じていました。
空気というのは目に見えないので、いてもいなくても変わらないという意味です。
それでも今だから言えることですが、無価値な人間なんて1人もいません。
みんなこの世に生まれてきた意味があるし、1人1人の人生にも価値があるんですね。
よく「人生に意味はない」と言う人がいますが、正直言って私はそういう人を相手にしません。
「生きる意味は存在する」というのが事実なので。
それなのに「生きる意味はない」と言う人がいるなんておかしいと思いませんか?
「生きる意味はない」というのは、「人間に価値はない」というのと全く同じ意味です。
それでもそれはおかしいですよね。
人間に価値がなかったら、なんのために生きてるかわかりません。
つらいこともたくさん乗り越えながら頑張って毎日生きているのに、自分の人生が無価値だったらなんのために生きているのでしょうか。
「生きる意味はないと思ったほうが幸せになれる」という人もいるそうですが、自分の人生は無価値だと思って生きる人生の何が楽しいのでしょうか。
そう考えたほうが余計につらくなりますよね。
なので今この機会に、「自分の存在は価値あるものなんだ」とマインドをセットしてください。
マインドをセットするというのは、それを心の初期設定にするということですね。
日頃からそう考えて生きるということです。
でもそこで「生きる意味があると言い切れる理由は?」と思う方もいるかもしれません。
そういう方のために、生きる意味についてこの記事で解説してあります。
生きる意味で悩んでいるならぜひ読んでみてください。
最後に
ここまでで、自分のことを否定しないで生きる方法をいろいろ紹介してきました。
自分の存在を悪く評価してしまう瞬間も訪れると思いますが、そういうときこそ思い切って自分の存在を肯定してみてください。
無価値な人間なんて1人もいません。
もちろん、このページを読んでくださっているみなさんの人生にも意味があります。
そういう一度きりの人生、自分のことを自分で肯定できたほうが楽しいんじゃないでしょうか。
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