生きる意味を見失った人へ綴る現役高校生のブログ

生きる意味を失って思いつめている人、生まれてこなければよかったと自分を責めている人へ生きるモチベーションとなる言葉を綴っていきます。

浄土真宗親鸞会は怪しい!親鸞会に入るのはおすすめしません。<元信者が語る>

私は中学生で浄土真宗親鸞会に出会い、3年間活動して高校2年生で退会しました。現在は高校生です。

私の体験談はこの記事を見ていただきたいです。

yukuhashi.hatenablog.com

そんな私があなたへ伝えたいことを、要点を絞って書いていきます。

まずは結論から。

浄土真宗親鸞会に入ることはおすすめしません。

たしかにどの宗教に入るかは個人の自由だし私が言えることでもないんですが、親鸞会はおすすめしません。

理由は7つあります。

1, 「地獄に落ちる」と会員を不安にさせていること

2, 不安を煽って献金や勧誘を勧めていること

3, 偽装勧誘(嘘つき勧誘)を行っていること

4, 公式サイトで嘘をついていること

5, お経に実在しない言葉を嘘をついて「お経にある」と教えていること

6, 会長の著作が大沼法竜さんや伊藤康善さんの著作の丸パクリであること

7, 会計報告を一切していないこと

1つずつ解説していきます。

「地獄に落ちる」と会員を不安にさせている

親鸞会の教えの中に、「一切衆生 必堕無間」というものがあります。

どういうものかというと、すべての人間は死んだあとに「無間地獄」という最も苦しみの激しい地獄に落ちるというものです。

ちなみに後で解説しますが、「一切衆生 必堕無間」という言葉はお経には存在しません。

ですが会員の人たちはこの言葉を信じて、この一大事を解決しようと今日も活動をがんばっています。

私もそうでした。

この死後の一大事を解決するには親鸞会で教えを聞いて「絶対の幸福」という宗教体験をしなければならないと教えられ、まずは教えを聞くように勧められます。

とにかく教えを聞いて、それで救われると教えられます。ですが本当に救われた人がいるのかは証明できません。心の問題なので。

それでも信者の人たちは「一切衆生 必堕無間」に縛られ、脱会したら地獄に落ちるという恐怖感から30年以上活動を続ける人もいます。

私もまさにそうでした。「脱会したら地獄に落ちる。親鸞会以外では救われない」とずっと信じて生きてきました。

死後の世界は誰にもわからないので、一度恐怖が植え付けられるとなかなか回復できません。なので脱会はかなり難しいと言えそうです。

もし入会するなら覚悟してください。

次は2番目です。

不安を煽って献金や勧誘を勧めている

親鸞会では、とにかく「一切衆生 必堕無間」という一大事を解決するのが最優先だと教えられます。

「仕事や勉強よりも死後の一大事が一番大事だ。仕事辞めてでも教えを聞け」という言葉が紹介されて、とにかく真剣に教えを聞くように勧められます。

「もっと真剣に聞け、もっと真剣に聞け、…」の繰り返しで、「絶対の幸福」という体験をするまでは堂々巡りです。

なので会員の人たちはとにかく「絶対の幸福」になりたくて必死に活動しています。

そんななか、高森会長が「三願転入」という教えを話し始めるようになりました。

簡単に言えば、「お布施(献金)や勧誘も絶対の幸福になるための功徳となる。善を積まなければ信仰は進まない」というものです。

これを受けて、親鸞会では「まずはお布施や勧誘をしなければならない」という空気が流れるようになりました。

教えを聞くのも大切だけど、勧誘や献金も大切だといった感じです。

それで救われるために必死に友達を勧誘したり、膨大な額を献金してしまった人も知っています。

教えにのめり込めばのめり込むほど、勧誘と献金が進められる構図です。

もし入会するなら知っておいたほうがいいと思います。

ただ、その献金されたお金は会長の美術品や絵画、有り余る建物に使われます。

証拠があります。こういう証言もあるくらいです。

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その後間もなくして私は現場への実習に出たのだが、実習期間中に泊まっていた本部会館のアリーナ(会館に併設された体育館のようなもの)に、所狭しと並べられた絵画や彫刻などの美術品を見たことがある。高森会長が海外の布教にでかけたときに、現地の画廊に寄って美術品を買い漁ることはよく知られていたが、アリーナいっぱいに並べられたその美術品の数は想像を絶するもので、おおよそ一人の人間が買える範囲を超えていた。

しばらくして高森会長がお供を引き連れて入ってきて、美術品の間をゆっくりと歩いて品定めをしていたが、その姿は「真実の親鸞聖人の教えを伝えるためにご苦労されている先生」ではなく、まるでどこかの専制国家の皇帝のようだった。

瓜生崇 「なぜ人はカルトに惹かれるのか 脱会支援の現場から」より

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それが苦でないならいくらでも献金すればいいと思いますが、そんなことができる人はほとんどいないと思います。

次は3番目です。

偽装勧誘(嘘つき勧誘)を行っている

親鸞会はこんなふうに結構怪しい団体ですが、若い学生の人もかなりいます。

なんでかというと、偽装勧誘を行っているからです。

偽装勧誘というのは、いわゆるマルチ商法とかでも問題になっているブラインド勧誘です。

宗教団体だという正体を隠して学生に接近して、徐々に関係を築いて合宿に誘ってそこで入会させるというやり方です。

最近ではTwitterやInstagramのDMで近づいてきたりするので本当に要注意です。

「生きる意味を考えてみませんか」「人生の目的がわかります」とか言ってたら注意してください。

そうやってゆっくりゆっくり太い関係を作っていくので、勧誘されたほうはほとんど自覚がありません。

楽しいサークルに入ったと思ったら、徐々に徐々に教義が染み込んでいって気づいたときには信者の出来上がり。

これは非常に問題だと思います。

今は統一教会がすごく問題になっていますが、偽装勧誘している団体というのは実は統一教会、摂理、親鸞会、アレフ、創価学会、崇教真光くらいしかありません。

その6本の指に入るということがどれだけ凶悪か、わかると思います。

*参考記事

ja.wikipedia.org

偽装勧誘さえしなければ親鸞会はそこら辺の新興宗教と同レベルだと私は思ってますが、偽装勧誘してる時点で話が違います。

マルチ商法では偽装勧誘した時点で逮捕です。逮捕されるレベルのグレーなことを平気でやっているということです。

こう言うと親鸞会は「偽装勧誘などやっていない。末端の信者が勝手にやっている」と言うと思いますが、それは違います。

あえてここには書きませんが、偽装勧誘に関わっている講師の人たちを実名で知っています。

あと、親鸞会の菊谷隆太講師も偽装勧誘の事実を認めました。メールの文章も残っています。

マインドコントロールまがいの偽装勧誘を行っているという時点で、親鸞会はカルトに分類されると思いますがどうでしょうか?

私はすごく危険だと思います。

もし入会したら、今度は偽装勧誘する立場になるかもしれません。

次は4番目です。

公式サイトで嘘をついている

親鸞会の公式サイトで、こんなページがあります。

同朋の里 | 浄土真宗 親鸞会 公式サイト | 浄土真宗と親鸞聖人を知りたいあなたへ

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同朋の里F館は、同朋の里内で最も大きい5階建ての施設です。 法話や親子行事、宿泊にも利用されます。

浄土真宗親鸞会公式ホームページより

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ここではF館は5階建てと言っていますが、嘘です。6階建てです。

なんでこんな嘘をついているのかというと、6階部分は会長専用ルームだからです。

どういうことかというと、会長が会員の献金で勝手に自宅を作ってそれを隠しているということです。

「ねつ造だ!!」と思われるかもしれませんが、証拠もあります。私が長い付き合いだった菊谷隆太講師もちゃんとこの事実を認めました。

瓜生崇さんが運営するこのサイトには、なんと6階部分の図面も載っています。嘘だと思う方は目を凝らしてご覧ください。

sayonara1929.txt-nifty.com

この事実をどう思われるかは自由ですが、少なくとも私はいいこととは思いません。

F館の6階に自宅を作るなら、ちゃんとその事実を会員に説明すべきではないでしょうか。なんでそれができないのでしょう?

そのために公式サイトで嘘をつくという有様です。私にはもう見てられません。

もし入会したら、このような嘘まみれの環境で生きることになります。

次は5番目です。

お経に実在しない言葉を嘘をついて「お経にある」と教えている

最初にも言いましたが、「一切衆生 必堕無間」という言葉はお経には存在しません。

それを存在するかのように言って、それを教えの中心としています。

これではもはや、自称「親鸞聖人の教えを忠実に伝える団体」ではないですよね。親鸞さんはそんなことはしませんでした。

親鸞会には「本物の仏教を学びたい」といって入会していく人が多いのですが、本当の仏教を伝えている方は親鸞会の他にもたくさんいます。

親鸞会を脱会して、その後活躍しているのは瓜生崇さんや宮田秀成さんが有名ですが、他でも教えを聞くことはできます。

教えが素晴らしいから親鸞会も素晴らしい、というのは間違いだと思います。

なので本当に純粋な仏教が聞きたいのであれば、親鸞会の外で聞くのをおすすめします。

お経の言葉を捏造するだなんて信じられないですよね。

次は6番目です。

会長の著作が大沼法竜さんや伊藤康善さんの著作の丸パクリ

高森会長が書いた本に「光に向かって100の花束」というものがあります。

その中のエピソードに、こんな話があります。引用します。

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世界に名高いニューヨークのウールウォース商会が、監督一名を募集した。 応募した希望者には、立派な推薦状をたずさえた者が多い。 ところが採用されたのは、なんの学歴もない、紹介状も持たなかった一青年である。 採択理由に、こう記されてあった。 「彼は一葉の紹介状も持参しなかったが、実に多くの、明白な紹介状を携えていた。彼は部屋に入るとき、まず足のちりを払い、入室すると静かに扉を閉じた。注意深い性格がうかがえる。席に着こうとしたとき、彼は、身体の不自由な老人のいるのを見て、すぐに席をゆずった。親切でやさしい人格が知られる。部屋に入るや、まず帽子をとって一礼し、はきはきと我々の質問に答えた。丁寧で礼儀正しいことがわかる。彼はまた、少しも先を争うことなく、己の番のくるのを規律正しく待っていた。その服装はお粗末だったが清潔で、髪はきれいにととのえられ、歯は乳のように白かった。署名した彼の爪の先には、少しのあかも見ることはできなかった。これこそは、なにものにも勝る紹介状ではあるまいか」 社会は有為の青年を望んでいる。 高校、大学は林立し、知的教育は急進しているかもしれないが、徳育はかえって退歩しているのではなかろうか。 ウールウォース商会幹部が見ぬいた、なにものにも勝る紹介状を身につけたものこそ、社会国家を浄化することができるのであろう。

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そして、大沼法竜さんが書いた「教訓」という本にこうあります。

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ニューヨークのウールウォース商店が、一名の監督を募集した、世界一の均一商店の監督というのだから希望者は雲来し素晴らしい推薦状を携えた者も多かった。しかるにその商会では大した学歴もなく紹介状もない一青年を採用した。その理由は「あの青年は一葉の紹介状も携えなかったが実は多くの事実上の紹介状を携えていた。彼は部屋を通らんとして先ず足の塵を払い既に通ればその扉を閉じた、注意深い性格が窺われる。席に就こうとした時に跛の老人のいるのを見てこれに席を譲った、親切なことが之で知れる。室に入るや先ず帽子を脱して敏捷にしかも鄭重に自分の問に答えた、丁寧で礼儀正しいことがこれでわかる。自分が故意に床の上に置いた書物を他の者は知らぬ振りしているのに彼はこれを取り上げて机上に置いた。また彼は毫しも先を争わず徐に己の番のくるのを待っていた。その服装は粗末なものであったが、些の塵埃もなく、髪は美しく梳られ、歯は乳の如く白かった。彼がその名を認めた時に見ると爪の先には少しの垢も溜っていなかった、これこそ何者にも勝る紹介状ではあるまいか」社会は有為の青年を望んでいる。国家は前途ある青年に期待している、中等学校専門学校と智的教育は進歩しているかも知れないが徳育の教養は却って退歩してはいないか。国家を益するには社会から、社会を利するには一家から、一家を興すには一身から、一身を立てるには一心から、一心を磨き、精神を鍛錬し、魂を浄化してこそ玲瓏玉の如き人格は築き上げられ、起居進退則に契い、出ては犠牲奉仕の活躍となり社会国家を聖化し得るのである。

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どうでしょうか。もちろん大沼さんの本のほうが昔です。しかも、引用元を1つも書いていません。

私はパクリだと思いました。みなさんはどうですか?

菊谷隆太講師もこの事実を認めましたが、知ってて盗作するなんて凄まじいですね。

これも「嘘だ!!」という人がいるかも知れませんが、2つの本は今でも入手できます。両方買って探してみてください。ちゃんとあります。

昔の出来事なら今から弁明して謝罪すればいいと思うのですが、なぜかできないみたいです。不思議です。

これをどう思うかはみなさんに任せますが、少なくとも私はこれは受け入れられません。

受け入れられない人は親鸞会に入らないほうがいいと思います。

最後、7番目です。

会計報告を一切していない

親鸞会は現在、収支報告や会計報告を一切していません。

ここまで読まれたならなんでかわかるでしょう。不透明なお金があまりにも多すぎるからです。

F館の6階部分に始まり、地下道や絵画、大浴場、映画館、…と次々と設備を建てていった親鸞会。

中には不要だと言われていた施設もあって、たとえば実際の建設費は5億円ほどなのに10億円が募られていたこともあるみたいです。

私は会員歴が浅いのでここらへんの事情は詳しくわかりませんが、会員歴が長い人では何度も献金を迫られたという人もいます。

そうなると、残りの5億円はどうなってしまうのでしょうか。おそらく会長に使われていると思います。だから会計報告ができないのです。

普通の会社で、会計報告をしなければ信用を失います。普通はありえないですよね?

そんなことを平気でしているのが親鸞会だということです。

これが受け入れられないのであれば入会はおすすめしません。

入会するならちゃんと情報を集めよう

ここまで、私が親鸞会をおすすめしない理由を書いてきました。

特に問題だと思っているのが偽装勧誘で、判断力がまだない学生を狙ってマインドコントロールで知らない間に入会させるという手口です。

これは本当に危険だと思います。

なので相手にのせられて入会するのではなく、様々な角度からきちんと情報収集して判断すればいいと思います。

複数の情報を集めて、それを覚悟して入会したいというならOKだと思います。

私はただの元信者っていうだけなので。

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