得意なことと好きなこと、どっちが大事でしょうか。
私は好きなことのほうが大事だと思います。
どんなに不得意でも、自分のやりたいことをやったほうが幸せになれるからです。
好きなことじゃないと続かない
まず、好きじゃないと続かないんですね。
自分の得意分野を仕事や社会貢献に活かす日があると思いますが、そのときに嫌いなことをイヤイヤやっていくなんて苦痛ですよね。
なのでまず大前提として、得意な分野というよりかは自分が好きな分野にエネルギーを注ぐべきだということです。
好きなことだったら何時間も夢中でやってられると思うので、そのぶん成長スピードも桁違いです。
なので嫌いな分野は他の人にカバーしてもらいつつ、みなさんは自分の好きな分野に全力を捧げたほうが楽しいと思います。
逆に「不得意だけど好き」という分野は花が開く可能性があります。
私たちは好きな分野にはそれくらい情熱が傾けられるんですね。
ですがそれでも向き不向きはあるので、半年やってダメだったら撤退してもいいと思います。
それくらい自分の好きな分野というのは貴重なんですね。
それでは、そもそも好きなことが見つからないという人はどうすればいいのでしょうか?
見つけるんじゃなくてつくる
自分の好きな分野なんて本来は見つけるものではありません。
創るものです。
そういうと難しそうですが、つまりは「科学者」「スポーツ選手」「プログラマー」みたいな枠にとらわれてはいけないということですね。
もちろんその枠の中で活躍できる人はいいですが、そういう枠に当てはまらない人は自分で枠を作ってしまえばいいんです。
私の場合はそういう職業にとらわれるのが嫌だったので、今はブログを書くブロガーとして活動しています。
肩書きは与えられるものじゃなくて自分で名乗るものなんですね。
なので、何でもみなさんのやりたいことを突き詰めていけばいいということです。
ゲームが好きだったらゲームをやりまくればいいし、カラオケが好きだったらそれを突き詰めればいいだけですね。
「1万時間の法則」というのがありますが、誰でも1万時間、つまりは416日ぐらい1つのことをやれば一流になれるということですね。
そこまで行かなくても、ある程度突き抜けるくらいなら3000時間(125日)で十分と言われています。
とにかくやってみることが大切です。
それでも、「そもそも好きなもの自体がない」という人もいるかもしれません。
そういう人はどうすればいいのでしょうか。
好きな本を読みまくる
最近私は読書にハマっていますが、自分の関心のなかった分野の本もたまに読んでみたりします。
内容が薄かったらすぐにゴミ箱行きですが、中には自分の価値観を広げてくれるような本もあるのでおすすめです。
確かに「読書はめんどくさい」というのもわかりますが、それはダラダラ読んでいるからなんですね。
私の場合は1回目は概要を掴むくらいの気持ちで超高速で流し読みします。
それでもう一度読みたいと思ったらじっくり読むし、もういらないと思ったらその場でゴミ箱行きです。
ゴミ箱行きと言っても、電子書籍なのでデータを消すだけですが。
というふうに、1回流し読みしてしまったほうが読みやすくなるのでおすすめです。
…それじゃあなんのために読書をするのかというと、自分の価値観を広げるためですね。
どうしても狭い世界で生きていると自分の価値観というのが狭くなってしまうので、性格が歪んだり気持ちが沈んだりしてしまいがちです。
なので本を読むことで気持ちを解放できるんですね。
ただ、自己啓発本と言われるような精神論ばっかり書かれているような本は読みすぎると自分の信念がぶれてしまうので要注意です。
読むジャンルは小説や今流行りのラノベでもいいと思います。
物語を読むと不思議とその世界に移入したような気分になってなんかいいですよね。
ですが、好きな分野を見つける目的なら食わず嫌いせずにいろいろな本を読んでみてください。
電子書籍の読み放題サービスなら合わない本はすぐに返却できるし、とにかくいろいろな価値観に触れてみるのもいいと思います。
私もいまだに本を読むと大きな発見があります。
それじゃあ、それでも自分の好きなことが見つからない人はどうすればいいのでしょうか?
実は、好きなことをやることと同じくらい大切なことがあるんです。
嫌なことをイヤイヤやらない
人には好きなこともあれば、嫌いなこともあります。
そして嫌いなこともやらないといけないときがあると思います。
そういうとき、大体の人は嫌いなことを嫌嫌やってしまいますね。
それはかなりストレスが溜まるのでやめたほうがいいです。
というのは、嫌いなことは全部やるなという意味ではないです。
中にはやったほうがいいこともありますが、そういうときみなさんの選択肢はこの2つです。
嫌いなことはやらない。
嫌いなことでも楽しくやる。
いずれにしても、嫌嫌やっているとストレスが溜まるので注意したほうがいいですね。
というより、時間の無駄です。
学校ではよく「苦手科目を克服しろ」と言われますが、それは社会では通用しないんですね。
苦手科目を克服してる間に才能ある人が現れて抜かされるのがオチです。
なのでどうしてもやらないといけないことだけは知恵を絞って楽しくやればいいだけです。
コツとしては時間を測ってやることですね。
部屋の片付けでも時間を測らないと延々とやってしまいますが、ある程度時間を決めると集中してできるのでおすすめです。
あとは全力で逃げましょう。
やらなくてもいいことはみなさんがやる必要はありません。
それくらい気楽で生きたほうが病まなくて済みますよ。
嫌いなことをやっている暇はないということですね。
好きなことが見つかったらそこに全力を注ぐ。
好きなことが見つかってなかったらそれの分野を創ることに全力を注ぐ。
それもアイデアがないなら本を読みまくる。
私たちの時間は貴重です。
嫌なことを嫌嫌やっている時間はないんですね。
例えるなら、ここに水を大量に含んだスポンジがあります。
その水はもう古くなっていて黒くにじんでいます。
そうなっているとせっかくきれいな水の中に漬け込んでも、すでに汚染された水に染まっているのできれいにならないですよね。
同じように、私たちの時間にも限りがあります。
今まで意味のないことや苦痛なことに使っていた時間を可能な限り減らして、自分や周りを幸せにするための時間にしてみてください。
そうすれば少しだけでも人生が変わると思います。
人生の目的を見つけよう
人生がつまんないという人がいますが、そういう人はまだ心を燃やせる「人生の目的」に出会ってないんだと思います。
人生の目的、というと壮大に聞こえますが、本当になんでもいいです。
好きなことをとことんやる。そして幸せに自由に生きる。
そのくらいで十分です。
気負わず、ゆっくりと自分の好きなことを探していきましょう。
目的が見つかったら行動
それじゃあ、目的が見つかったらどうすればいいのか。
人生の目的地が見つかったら、あとはもうそこに向かって突っ走るだけです。
だって他のものはすべて「手段」なので。
生きるのも勉強をするのも日々の習慣を変えてみるのも、全ては「目的を達成するための手段」なんですね。
飛行機で言えば、燃料が手段で空港が目的地です。
なので目的地さえ定まったらあとはもうそこに向かって突っ走るだけでいいんですね。
意外とシンプルですよね?
他に余計なことは考えなくていいです。
みなさんが目指すべきところへひたすら突っ走ってください。
自分も周りも幸せになるような人生にしていきましょう。
なんのために生まれてきたのかわからないような人生ではなく、もっと意味にあふれた人生を送るために。
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